人気のビーズクッション「ヨギボー(yogibo)」ですが、ヨギボーのビーズクッションは高価で、部屋に置くと大きな存在感を放ちます。
そのため、購入には慎重になる必要があります。
自分の部屋においたり、一人暮らしを始める時には検討されている方も多いかもしれません。
本記事では、ヨギボーを購入して失敗したり後悔したりした経験をもとに、購入前に考慮すべきポイントを紹介します。
また、私がヨギボーを使った3年間の経験も踏まえ、そのメリットと適したユーザーについてもお話します。
ヨギボーで失敗しないための注意点
ヨギボーでの失敗経験から学ぶ さて、ヨギボーを購入する際に失敗しないためのポイントを詳しく見ていきましょう。
ヨギボーの購入で失敗や後悔の経験がある点を挙げ、それを避けるためのアドバイスをします。
期待が大きいほど、期待と現実のギャップに失望することもありますが、ヨギボーは間違いなく快適なビーズクッションです。
ただし、使う人や環境によってはデメリットもあります。
価格の問題
ヨギボーは他のビーズクッションと比べると価格が高めですが、それに見合った品質と価値があります。
しかし、予算に限りがある方にはおすすめできないかもしれません。
耐久性が高く、適切にケアすれば長く使える点は魅力的です。
それに対して、ニトリや無印良品のビーズクッションはより安価で手に入ります。
新品の匂いが特有
新品のヨギボーは開封時に特有の強い匂いがありますが、外カバーを洗濯し、ビーズクッションを陰干しすることで匂いは徐々に薄れていきます。
匂いに敏感な人は新品のヨギボーが発する香りが苦手と感じる人もいるようです。
私自身はまったく気にならなかったのですが、パートナーは気になったようで、購入してすぐに外干しをしました。
早期の劣化
ヨギボーは高価なため、早期の劣化は望ましくありません。
しかし、使用環境や使い方によっては劣化が早まることがあります。
使用感には個人差がありますが、ビーズの追加やカバーの洗濯で、多少のボリューム感は復活します。
適切なケアが長期使用の鍵です。
【ガイド】ヨギボーでよくある購入トラブルとその対処法
ビーズの追加には注意と工夫が必要です。
ビーズの追加
ヨギボーのビーズクッションがもう少し柔らかくしたい場合、別売りのビーズを追加することで感触を復活させることが可能です。
ただ、このビーズの追加作業は案外難しく、SNSではビーズが床に散らばってしまったという写真をよく見かけます。
特に一人で作業を試みると失敗しやすいため、複数人での作業が推奨されます。
ビーズが床にこぼれた場合、静電気であちこちに付着し、後片付けが大変になります。
色の選択には注意を
ヨギボーのアウターカバーは23種類ものカラーバリエーションがあり、選ぶのが一つの楽しみです。
しかし、実際に設置してみると思っていたのと違う色でがっかりすることもあります。
大きな家具で色が気に入らないと、それがストレスになることも。
インターネットでの購入の場合、色の再現が難しいため、実際に店舗で色を確認することが望ましいです。
サイズ選びは慎重に
ヨギボーには多くのサイズオプションがあります。
「広々と使いたい」と考えて大きいサイズを選んでも、部屋に置いてみると場所を取りすぎてしまうことがあります。
逆に小さすぎると使い勝手が悪く、「もう少し大きいサイズにすればよかった」と後悔することも。
ご自身にとって最適で、快適に使えるサイズを選ぶことが大切です。
夏場の使用感に注意
ヨギボーは体をしっかりと支えるのが特徴ですが、夏場はその特性が原因で暑く感じることがあります。
特に暑がりの人には快適でないかもしれません。
冷房を使うことで快適に過ごせますので、暑い時期の利用には気温を考慮することが重要です。
ペットとの共存の注意点
ヨギボーのTVCMでは「馬がヨギボーでくつろぐ」様子が放映され話題にもなりました。
ペットがヨギボーでくつろぐ姿はとても魅力的ですが、ペットが上で粗相をしたり、爪でカバーを傷つけたりすることがあります。
ペットの行動や性格を考慮して使用することが推奨されます。
アウターカバーの素材とお手入れ
現在のアウターカバーの素材はコットン31%、ポリエステル58%、ポリウレタン11%で構成されており、今後はコットン89%、ポリウレタン11%へ順次入れ替え予定とされています。
ホコリや髪の毛が付きやすいため、定期的な掃除が必要です。
特に和室での使用では畳のささくれがカバーに傷をつけることがあるので、丁寧な取り扱いが必要です。
【購入ガイド】ヨギボーを選ぶ前に知っておきたい利点と注意点
リラックスできて、魅力的にも思えるヨギボーですが、購入前に改めてメリットを押さえておきましょう。
立ち上がりの難しさ
ヨギボーの快適さは評価されていますが、筋力が弱い高齢者や妊娠中の方、腰痛を持つ人にとっては立ち上がるのが困難になることがあります。
ヨギボーは低い位置から立ち上がる必要があり、横になりながら体勢を整えて立ち上がる動作が必要です。
このため、動きが制約される方には使いづらいかもしれません。
手すりなどのサポートがないと、使用場所にも制限が出てしまいます。
主にヨギボーを使用される方の年齢や身体の状態を確認しましょう。
ヨギボーの良い点
ヨギボーにはデメリットだけでなく、多くのメリットもあります。
快適性やその他の利点は、購入の大きな魅力となっています。
どのような利点があるか見てみましょう。
多様なサイズ展開
ヨギボーは豊富なサイズ展開が魅力で、自分のライフスタイルや部屋の広さに合わせて選べます。
公式サイトでは、ビーズソファとして11種類のモデルがあり、さらに多くのオプションが用意されています。
このように自由に選べる点が消費者にとって嬉しいです。
部屋の空間を広く使える
ヨギボーは床近くでリラックスするのに適した高さで設計されており、部屋を広く使うことができます。
ソファに比べて目線が低くなり、視界に遮るものが少なくなるため、部屋が広く感じられます。
使わない時には立てかけたり、部屋の隅に移動させたりして、空間を効果的に利用できます。
多機能性
ヨギボーはイス、クッション、ソファー、リクライニングチェアとして使用できるなど、多機能です。
一つ持っているだけで様々な用途に対応し、スペースに制限のある住環境でも大活躍します。
アウターカバーの洗濯可能性
ヨギボーのビーズクッションの大きなメリットの一つは、アウターカバーが自宅で洗濯可能であることです。
これは特に小さな子どもやペットがいる家庭にとって重要です。ソファでは洗濯が難しいですが、ヨギボーならいつでも清潔に保つことができます。
カバーの交換が可能
長く使用していく中で、アウターカバーは洗濯だけでは落とせない汚れがついたり、気分転換で新しいカバーに変えたくなることもあります。
ヨギボーではアウターカバーを別売りで購入できるため、非常に便利です。
ヨギボーは多くの利点を持ちながら、一部のユーザーにとっては注意が必要な点もあります。
購入を検討する際にはこれらの点をよく考慮に入れて選ぶことが大切です。
【購入ガイド】ヨギボーを選ぶ際のメリットと注意点
ヨギボーを購入することで得られるメリットと購入時の注意点をご紹介します。
移動が簡単で掃除も楽
ヨギボー最大サイズのヨギボーマックスでも重量は約8.15kgと軽量で、女性一人でも簡単に動かすことができます。
使用しないときは立てかけて保管できるため、掃除がしやすくなっています。
特にダニやハウスダストアレルギーのある方には、定期的に簡単に動かして掃除できるヨギボーはおすすめです。
我が家では以前、布製のソファを使用していた時期がありますが、家族のアレルギー症状が悪化したことがありました。
座面から発生するホコリやソファ周辺の掃除の困難さが原因でした。
ヨギボーに変えてからはそうした問題は解消され、非常に助かっています。
定期的なメンテナンスで長持ち
ヨギボーのビーズクッションは使用とともに時間が経つと自然と劣化してしまいます。
中のビーズを定期的に補充することで、新品時のような弾力を保つことが可能です。
ビーズの補充が面倒な場合は、ヨギボー公式のリペアサービスを利用することもでき、アウターカバーのクリーニング、新品インナーカバーへの交換、インナービーズの補充が全て含まれています。
直営店の利用
ヨギボーの直営店は全国にはなく、限られた場所にしかありません。
そのため、直営店がないエリアでは期間限定のポップアップショップが開設されることがありますが、必ずしも便利な場所にあるわけではありません。
また、直営店にも在庫が少ないことが多く、店頭で商品を確認してからオンラインで購入すると便利です。
サイズの確認が必要
ヨギボーはアメリカ発のビーズクッションであり、日本の住宅には大きすぎるモデルもあります。
実際に自分の部屋に置いてみてその大きさに驚くことがあるため、購入前に部屋のサイズを測っておくことが重要です。
持ち帰りと配送
特に大きなモデルのヨギボーを購入する場合は、持ち帰りが大変になることがあります。
公共交通機関での持ち帰りは非常に疲れるため、配送サービスの利用を検討することをお勧めします。
送料について
ヨギボーのビーズクッションはそのサイズの大きさから、送料が高めに設定されています。
ネットでの購入時には、一定金額以上で送料が無料になるオファーがありますが、直営店で購入しても配送を希望する場合は送料がかかることがあるため、この点も購入前に確認しておくと良いでしょう。
【総括】ヨギボーのおすすめポイントと購入時の注意点
ヨギボーのビーズクッションのメリットとデメリットを見てきましたが、最終的にはどのような方にヨギボーは向いているのでしょうか。ここで、ヨギボーが適している人の特徴をいくつか挙げてみましょう。
頻繁に掃除をする方
ヨギボーの外装カバーは髪の毛やほこりが付きやすく、床に置いて使う家具ですから、定期的に掃除ができる方に向いています。
アウターカバーは取り外し可能で洗濯機で洗えるため、清潔を保ちたい方にも最適です。
アレルギーを持つ方
通常のソファと異なり、ヨギボーはアウターカバーが洗えるため、アレルギーのある方も安心して使用できます。
布製のソファを使っていた時は目がかゆくなるなどのアレルギー反応が出るようなことが多かったのですが、ヨギボーに変えてからはそのような症状は減少しました。
大切に長く使いたい方
ヨギボーは使用に伴う劣化が気になる場合も、補充ビーズを追加することで新品のような座り心地を取り戻すことが可能です。
ビーズやカバーの交換が容易なため、長期間愛用したい方にもぴったりです。
部屋の快適性を重視する方
ヨギボーを使うことで、部屋での過ごし方が変わります。
リラックスできる空間が増えることで、家族が集まることも多くなり、コミュニケーションが活発になります。
また、一人暮らしの方でも部屋が心地良くなることで、無駄な外出を減らすことができます。
動きやすい姿勢がとれる方
ヨギボーのビーズクッションは深く沈み込むため、立ち上がる際にはある程度の身体の自由度が求められます。
動きが制限されている方には少し不便かもしれません。
部屋が広い方
ヨギボーは大きめのサイズが多いので、広い部屋に適しています。
コンパクトな部屋でも適切なサイズを選べば問題ありませんが、事前にスペースをよく計測しておくことが大切です。
多機能性を求める方
ヨギボーはソファ、リクライニングチェア、ベッドとしても使用できるため、一つで多くの役割を果たすことができます。
これにより、シンプルで機能的な生活を求める方にも最適です。
まとめ
ヨギボーのビーズクッションをおすすめできる方の特徴を紹介しました。
ヨギボーのビーズクッションは、その独特の快適さとスタイルで多くの人々に愛されています。
この記事では、ヨギボーがどのような人におすすめか、そして購入時に考慮すべき点について詳しく解説しました。
ヨギボーは軽量で移動が容易なため、頻繁に掃除をする必要がある方や、アレルギー持ちの方に特におすすめです。外装カバーは取り外して洗濯が可能で、清潔を保ちやすいのが大きなメリットです。
また、補充ビーズを追加することで長期間にわたって快適な座り心地を維持することができます。
ヨギボーの快適さは部屋の使い方を変えるほどで、家族が集まる空間をより心地よくします。
しかし、そのサイズが大きいため、部屋の広さを事前に測定し、適切なサイズを選ぶことが重要です。また、座面が低く、深く沈み込むため、立ち上がりやすい姿勢が取れる人に適しています。
最後に、ヨギボーは多機能性を備えており、ミニマリストの方々にも適しているため、インテリアとしても魅力的です。
部屋を彩るアイテムとして、また快適なリラクゼーションスペースとして、ヨギボーのビーズクッションは多くの人にとって理想的な選択と言えるでしょう。
購入を考える際は、これらのポイントを踏まえて、自分のライフスタイルに合った選択をすることが重要です。