忙しい日々の中でも簡単に取り組める、小学校5年生向けの自学アイデアをご紹介します。
これらのアイデアで、短時間でも効果的に学ぶことができます。
- 10分で学べる5年生向けの自学アイデア
- 忙しいときでも困らないための学習ポイント
- 10分で覚える学びのコツ
高学年になると自主学習の重要性が増します。
毎日何を学ぶかでお子さんや親御さんも悩むことがありますね。
そんな時は、タブレットやスマートフォンを使って情報を検索することをお勧めします。これにより、大人も使っている検索のコツが自然と身につきます。
塾の宿題や、過去に使った教科書やドリルを再利用するのもいいでしょう。
手元にある資源を活用して、自学の時間を充実させましょう。
何を調べたらいいか分からないというお子さんも多いですが、ここでは教科ごとに有効なアイデアを紹介します。
算数学習のオススメ
おすすめの算数学習アイデアは以下の通りです。
- 過去の問題に再挑戦する
- 無料で利用できるプリントサイトの問題を解く
- さまざまな長さの単位を調べる
- 円周率
- 00マス計算
デジタル時代でも、古いテストやドリルを再解するのは有効です。
復習は、理解を深めることができます。
無料のプリントサイトや、学校から支給されたタブレットのドリルもおすすめです。
長さの単位をテーマに、日本古来の単位と外国の単位を交互に学ぶシリーズも面白いですね。
忙しい日には、円周率の学習や100マス計算がおすすめです。100マス計算は加算と乗算の2種類があり、それぞれを2回ずつ実施できます。
国語学習のオススメ
国語の自習に適したテーマは意外に多く、一度テーマを決めればしばらくは学習素材に困りません。
- 身近なことわざを使った体験談
- 百人一首
- 特定の部首を含む漢字をすべて書き出す
- 珍しい漢字とその意味、使い方
- 教科書の文を敬語に変えて書き直す
例えば、ことわざは小学校低学年で習うことが多いですが、ことわざの意味を実体験に基づいて深掘りする活動を提案します。
百人一首については、中学校で詳しく学ぶこともあるため、早めに親しみを持つために取り組んでおくと良いでしょう。中学で全部覚えることが期待される場合もあるため、予習としても有効です。
漢字に関しては、学校では習わないものが多いですが、部首を軸にして探求すると新しい発見があるかもしれません。また、敬語は小学校高学年で学び始めるので、親子で一緒に学ぶのに適したテーマです。
理科学習のオススメ
理科では、日常で抱く疑問やメディアで取り上げられた話題から学習アイディアを得ることができます。
- 雲の種類を調べる
- 季節ごとの気候特性
- 野菜と果物の区別
- 動物の飼育方法
- 植物の育て方
雲の種類は多く、それぞれの特徴に関連する言い伝えなども調べると興味深いでしょう。また、梅雨など季節特有の気象現象も学ぶのに適しています。
野菜と果物の分類は、日常的なテーマでありながら、学びがいのある内容です。同様に、昆虫や恐竜を分類する活動も発展的でおすすめです。
動物や植物の育て方は、学校の図書室で借りた本を基に、その情報をまとめる活動も自習にぴったりです。
社会学習のオススメ
社会の学習テーマは、身近な地域の話題から世界や時事問題まで多岐にわたります。幅広いテーマに迷ってしまうお子さんも多いかもしれません。
- 地元の駅について調べる
- 日本(または世界)で2番目に大きいものを調べる
- 都道府県の特徴をまとめる
- ニュースで気になった言葉を調べる
- 今日の記念日について調べる
駅の調査は、その駅がどの路線を通っているかや、駅の歴史を調べることができます。また、ホームの図を描くなど、視覚的にまとめる方法もおすすめです。
特に都心部では、近所にいくつか駅があるので題材に困ることはないでしょう。駅が少ない地域の場合、県内の主要な駅を調べることで、地域の学びにもつながります。
都道府県の特徴を調べる学習では、人口や市町村の数、学校の数など、地域を深く理解できる情報を集めると良いでしょう。
「2番目に大きいものを調べる」というテーマは、自主学習でよく使われる定番です。たとえば、富士山の次に高い山や、琵琶湖に次ぐ大きな湖など、1位は有名でも2位は意外と知られていないことが多く、興味を引く内容です。
ニュースや記念日については、比較的簡単に調べられるテーマです。特に記念日は毎日さまざまなものが設定されているため、いくつかを選んで並べるだけでも学びになります。
英語(外国語)学習のオススメ
外国語、特に英語は日常的に触れる機会が多いものの、どのように自主学習に取り入れるかは難しく感じることがあります。まずは身近なものから始めてみましょう。
- 電車のアナウンスを書き起こし、和訳する
- 英語ではないカタカナ語を調べる
- 和製英語の意味を調べる
電車のアナウンスに興味を持っているお子さんは多いようです。地元の駅やインターネットで見つけたアナウンスを文字に起こし、翻訳ツールを使って和訳してみるのは楽しい学習になります。
英語にまだ馴染みがないお子さんには、カタカナ語や和製英語の調査がおすすめです。例えば、「シュークリーム」が英語でどう訳されるかなど、身近な言葉の違いを調べるのは、興味を引きやすいテーマです。
学習方法のオススメ
- 興味のあることや好きなことから調べることを始める
- 手書きだけではなく、プリンターを利用してみる
- 学習ノートを彩るために、絵や写真、新聞の切り抜きを使う
- 学習をシリーズ化して、計画的に取り組む
- 調査学習を「目的、内容、まとめ」の三段階で整理する
一般的には自学というとノートに手書きすることが多いですが、プリンターを使用して情報を整理し、それをノートに貼り付けるのも一つの方法です。
インターネットで見つかった教材をプリントアウトしてノートに貼ることで、視覚的にも整理しやすくなり、学習の効果も上がります。
ただし、ノートには適度な文章量が必要です。文字量が少ないと、場合によっては指導を受けることがあるので注意が必要です。ノートの半分は文章で埋めることを心がけましょう。
ノートを三段階でまとめると、調査学習の際に何を書くべきか明確になり、時間の節約にも繋がります。また、テーマをシリーズ化することで、次の学習内容もスムーズに設定できます。
自学は自分自身のための学習ですが、効率的な方法を取り入れることで、子どもも親もより快適な学習時間を持てるようになります。多忙な日々の中でも、これらの方法をぜひ活用してください。