コストコの会員はどれを選べばいいのでしょうか?
コストコ会員は様々な選択肢があるから迷いますよね。
コストコでのお得な買い物体験をするには、まずは「有料の会員」になることが必須です。会員種別によって、年会費や特典が異なっていますので、今回の記事では自分に最適な選択をサポートする内容をお伝えします。
コストコ会員で主流となっているのはゴールドスターメンバーですが、他にも選択肢があります。それぞれのメンバーシップについて詳しくご紹介します。
コストコのメンバーシップには4つのタイプが存在
よく言われるのはメンバーシップが3種類だということですが、実はもう少し複雑です。主なタイプは次の通りです。
- ゴールドスターメンバー(個人)
- エグゼクティブ会員(個人)
- ビジネスメンバー(法人)
- ビジネスメンバーのエグゼクティブ会員(法人)
基本メンバーシップはゴールドスターとビジネスの2種類ですが、これにエグゼクティブ会員のオプションを加えることが可能です。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ゴールドスターメンバーは基本的なメンバーシップ
個人の方が入会できるコストコの「ゴールドスターマンバーの年会費は4,840円(税込)」で、18歳以上の方ならどなたでも申し込みが可能です。このメンバーシップでは、コストコのリワードポイントは獲得できませんが、お買い物の際に必要な会員証として機能します。
ビジネスメンバーは事業主向けのオプションで「ビジネスメンバーの年会費は4,235円(税込)」です。ゴールドスターメンバーよりも安価で、追加カード作成やビジネスメンバー限定クーポンが特典として付きます。リワードポイントの獲得はありませんが、法人向けのお買い物に適した会員証です。
ゴールドスターメンバーとビジネスメンバーの主な違い
提供されるサービスはほぼ同じですが、ビジネス向けサービスの有無が異なります。
エグゼクティブ会員とは?
どちらのメンバーシップも追加料金を払うことでエグゼクティブ会員にアップグレード可能です。エグゼクティブ会員になると、基本サービスに加え、以下の特典が得られます。
- コストコでのお買い物でのリワードポイント獲得(2%還元)
- エグゼクティブ会員限定の特別クーポン
- 公共料金割引、ホームセキュリティ、健康診断割引などの特典
追加料金は以下の通りです:
- ゴールドスターメンバー:年間5,060円(税込)
- ビジネスメンバー:年間5,665円(税込)
どちらのメンバーシップも通常の年会費と合わせて合計9,900円(税込)になります。簡単に言うと、追加料金でリワードポイントが貯まるオプションとなります。
エグゼクティブ会員のメリット・デメリット徹底解析
コストコでの買い物をよりお得にするためには、メンバーシップの種類を理解することが重要です。
エグゼクティブ会員になる価値は、どの程度の頻度でコストコを利用するかによります。さらに、コストコグローバルカードの使用も買い物の効率を左右します。ここでは、これらの選択肢を詳細に分析してみましょう。
エグゼクティブ会員へのアップグレードのコスパは?
コストコを頻繁に利用する方には、エグゼクティブ会員が適しているかもしれません。しかし、月に約2万円の利用でようやくコストとリワードのバランスが取れます。
年間30万円の利用で6,000円のキャッシュバックが得られますが、5,060円の追加料金を差し引くと、年間わずか940円の節約になります。年会費9,900円を回収するには月に約4万円の利用が必要です。
コストコグローバルカードを使ってさらに節約できる?
コストコグローバルカードは、コストコ発行のクレジットカードで、1.5%のリワード還元が魅力です。エグゼクティブ会員と併用すると、還元率が3.5%に跳ね上がります。
この組み合わせで年会費以上のリワードを獲得するには、
ゴールドスターメンバーの場合は月12,050円以上
ビジネスメンバーの場合は月13,500円以上の利用が必要です。
しかし、実際の利用額と節約を考慮すると、月に3万円から4万円程度の利用が望ましいでしょう。
一番お得なコストコ会員の選び方
一般的な利用者にはゴールドスターメンバーがベストです。会社経営者や個人事業主の方には、年会費が低いビジネスメンバーが適しています。
コストコで月に4万円以上を継続的に使う方はエグゼクティブ会員へのアップグレードを検討してみても良いでしょう。ただし、ポイント管理が苦手な方や有効期限の確認を忘れがちな方は注意が必要です。ポイントの利用を怠ると、年会費が無駄になる恐れがあります。
コストコグローバルカードはどのような人に適している?
エグゼクティブ会員の方には、コストコグローバルカードを作ることが推奨されます。しかし、このカードにはいくつかのデメリットがあり、これらを理解した上で申し込むことが重要です。例えば、明細の郵送費用は月110円(年間1,320円)、リワードはコストコ以外では使用できませんし、キャッシュバックのタイミングも限定されています。
また、コストコ会員でなくなるとカードの利用に制限が生じ、年に1回も使わなければ年会費1,375円が発生します。さらに、コストコの年会費4,840円は自動引き落としに設定されています。これらの点を踏まえた上で、自身の利用スタイルに合った選択をしましょう。