こどもが使っていた「けつる」ってどういう意味ですか?
若者言葉として使われている「欠る」を今回はご紹介しますね。
皆さんは「欠る(けつる)」という言葉を使ったこと、聞いたことはあるでしょうか?
「欠る」という言葉だけを聞くと、どんな意味なのか?欠るの読み方がわからない。欠るって方言?と思ってしまうかもしれません。
たまに聞いたり、見たりする「欠る」という言葉。
普段は見ることもないし、人によってはあまり聞かない言葉かもしれません。
そこで今回の記事は「欠るの意味や使い方」についてご紹介をしていきます。
由来や語源、読み方、使い方などをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
「欠る」の意味や読み方は?
まず最初に確認しておきたいのが、欠るの読み方です。
「欠る」は「けつる」と読みます。
普段、なかなか「漢字として」は見ることも言葉ですので、読み方が分かりにくいのではないでしょうか。
もしかすると「欠ける(かける)」と読みたくなりますが、「欠る」は辞書には載っていない若者言葉なので、「けつる」と呼ぶのが正解ということになります。
といっても、日本語として正式な言葉遣いではありません。ですので、何が正解なのかは正直わかりませんが、現在一般的に使用されている読み方としては「けつる」ということになります。
欠るの意味は?
読み方がわかるときいなるのは「欠る(けつる)」の意味です。「欠る」は以下のような意味として使われています。
・欠点をとった
・欠点になった
中学生や高校生たちがテストなどで悪い点数を取った時に「欠った(欠点になった・欠点をとった)」という意味で使われています。
欠るの由来や語源は?
欠るの由来は、意味と一緒で「欠点になった」という言葉です。
この「欠点になった」を中高生たちは短縮して「欠った」といい、それが「欠る」という言葉になりました。
子供が「数学欠ったわ」といった場合は、以下のような意味になります。
数学で悪い点数をとった
初めて聞くと親としては戸惑ってしまうかもしれませんが、意味するところはきちんと抑えておきたいところです。
欠るの使い方・例文は?
それでは、「欠る」の実際の使われ方をご紹介していきます。
・マジ今回の数学欠ったわ!
・実力テストで欠る予定なので、部活には出れません。
・定期テストの数学で欠るとかなりヤバい。
・今回のテスト範囲広すぎ。欠る自信あるわ!
・次のテストで欠ると立場ないわ。
欠るの類義語は?
欠る(けつる)の類語・言い換えですが、以下のような言葉になります。
・落第する
・落ちる
・不合格になる
・赤点をとる
・悪い点を取る
いずれにしてもテストで悪い点数を取るという意味になります。
欠るの反意語は?
欠るの反対の言葉としては以下のような言葉になります。
・及第点をとる
・受かる
・合格点をとる
・良い点数を取る
欠るは方言なの?
「欠る」の由来は「欠点をとる」という言葉が若者の間で広がったものですので、方言ではありません。
欠るの意味まとめ
欠るというのは「欠点をとる」という意味の若者言葉です。
「数学で欠った!」と言ったら「数学で落第点をとった」という意味になります。