冷風扇は買っていいの?おすすめしない8つの理由と冷風扇の特徴とは

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この記事では、冷風扇を推奨しない理由について詳しく説明しています。

今年の夏も暑くなりそうです。

5月のGWの段階で既に7月並みの気温となり、熱中症に対する注意もニュースで早々に見るようになりました。

夏の暑さ対策として冷風扇の購入を考える人は多いですが、広告やオンラインショップで「エアコンに比べてコストが低く、涼しい風が快適」と謳われています。

しかし、冷風扇だけで夏を快適に過ごすことが本当に可能かは疑問です。

不満を持つレビューも少なくないため、購入失敗は避けたいものです。

ここでは、冷風扇をおすすめしない理由を8つ挙げて解説します。また、冷風扇と他の冷却装置の違いについても紹介します。

目次

冷風扇をオススメしない理由は何か?

それでは、冷風扇をおすすめしない理由を説明しましょう。

主な理由は以下の通りです。

  1. 湿度が上がり、暑さが増すことがある
  2. 天候によって使用できない場合がある
  3. カビが発生しやすい
  4. 頻繁なメンテナンスが必要
  5. 水の補充が手間
  6. 部屋によって涼しさが異なる
  7. 広告の情報をそのまま信じがち
  8. 稼働音が大きい

冷風扇で湿度が上がる?

冷風扇は水をフィルターで気化させ、その過程で周囲の熱を奪って涼しい風を生み出します。

このプロセスで湿度が上がり、部屋が全体的に暑く感じられることがあります。

そのため、冷風扇は適切に換気を行いながら使用することが推奨されています。

湿度が高い梅雨の時期には、冷風扇の効果が感じにくいこともあります。

冷風扇のカビ問題

カビの問題は深刻で、十分な換気が行われない場合にはカビが生じやすくなります。

特に高湿度の季節ではカビが発生しやすいため、定期的な清掃と換気が非常に重要です。

冷風扇の使用における注意点とそのメンテナンス

冷風扇の使用時に注意すべき点と、必要なメンテナンスについて解説します。

冷風扇は、給水タンクの水をフィルターを通して気化させ、涼しい風を生み出します。

この機構のため、定期的なメンテナンスが非常に重要です。

特に暑い時期には、タンク内部が不衛生になりやすく、放置するとカビの発生原因となることがあります。

フィルターや風が出る口の清掃も欠かせません。

汚れた水を使用すると、発生する冷風が不快に感じられることがあります。

メンテナンスが苦手な人には冷風扇はオススメできません。

水の補充について

冷風扇には水を定期的に補充する必要があります。

「水を入れ替えるだけ」と思うかもしれませんが、意外と面倒な作業です。

大型タンクを持つモデルもありますが、手間を省きたい場合は大容量タンクのモデルが適しています。

部屋によって感じる涼しさの差

冷風扇は特に小さなスペースでの使用に適しており、エアコンのように広い空間を均一に冷やすのには向いていません。

湿度が増加するため、適切な換気が必要です。

換気が困難な部屋や窓のない部屋では、涼しさを感じにくいことがあります。

冷風扇は狭い部屋や個人のデスク周りなど、限定されたスペースでの使用に最適です。

広告に惑わされないように

「扇風機より涼しく、エアコンよりも優しい冷え心地」といった広告に惹かれがちですが、購入後に後悔することもあります。

冷風扇は確かにエアコンに比べて電気代が安く、やさしい冷気を提供しますが、湿度を上げるというデメリットもあります。

特に真夏に冷風扇だけを頼りにすると、熱中症のリスクが高まります。

東京消防庁の発表によると、熱中症の多くは屋内で発生しています。

湿度が高くなると熱中症を引き起こしやすくなるため、冷風扇とエアコンを適切に併用し、涼しい環境を保つことが大切です。

運転中の音について

冷風扇はその構造上、モーターを使用しているため運転中には音が発生します。

音の感じ方には個人差があり、SNS上でも「音が大きい」という意見が多いです。

夜間に使用すると眠りにくくなることもありますし、タンク内で水が動く音も気になる人がいます。

製品による違いはあるものの、音に敏感な方には向かないかもしれません。

冷風扇と他の冷却装置の違いについて

冷風扇をおすすめしない理由をお伝えした上で、冷風扇と扇風機やエアコンとの違いを解説します。

適切な使用方法を理解することで、冷風扇の利点も活用できるでしょう。

冷風扇と扇風機の主な違い

まず、冷風扇と扇風機の主な違いは、送られてくる風の温度です。

扇風機は、モーターによってプロペラを回し、室内の空気を循環させるため、風の温度は室温と変わりません。

一方、冷風扇は水の気化熱を利用して空気を冷やし、より冷たい風を送り出します。

これは打ち水をした後の涼しさと似ています。

冷風扇とエアコンの違い

次に、冷風扇とエアコンの違いは、冷却可能な範囲とコストです。

エアコンは熱交換器を用いて空間全体を効率良く冷やすことができますが、設置には本体の購入費用や工事費が必要で、運用コストも高くなります。

対して、冷風扇は設置が簡単で、運用コストも比較的低いです。

冷風扇のメリット

冷風扇のメリットは以下の通りです。

  1. 価格が手頃で購入しやすい
  2. 運用時の電気代が低い
  3. やさしい冷気で使用感が快適
  4. 移動が容易でどこでも使用可能
  5. 多機能モデルが存在する

価格に関しては、冷風扇はエアコンに比べて手ごろで、1,000円から20,000円の範囲で購入できますが、エアコンは最低でも50,000円以上が必要です。

また、日常的に使用する際の電気代も冷風扇はエアコンの約1/3と経済的です。

湿度が低く空気が乾燥している日には、エアコンの代わりに冷風扇を使用することで、さらに電気代を節約できます。

天候や湿度に合わせて冷却装置を選ぶことで、快適かつ経済的に過ごすことが可能です。

冷風扇の特長と活用シーン

冷風扇が提供する心地よい冷気の利点と、それを活かせる使用シーンについて解説していきます。

冷風扇は強すぎず適度な冷気を提供するため、扇風機では足りないがエアコンだと体を冷やしすぎてしまうと感じる人に適しています。

高齢者や冷え性のある女性など、冷たい風が苦手な方にも好評です。

また、エアコンが設置されていないキッチンで料理をする際にも大変便利です。

冷風扇は特に以下の場所で効果を発揮します。

  • 洗面所
  • トイレ
  • デスク周り
  • 屋外

たとえば、エアコンで冷えすぎたデスク周りを調整したり、暑い日のトイレや洗面所で快適さを保つのに役立ちます。

冷風扇は持ち運び可能で、USB接続やバッテリー内蔵タイプがありますから、車中泊、キャンプ、在宅ワークなど様々なシーンで重宝します。

屋外での使用には、常に換気ができるため、特に涼しさを感じやすいです。

また、ミントオイルを水に加えることで、抗菌・消臭効果とリラックス効果を得るユーザーもいます。


冷風扇の多機能モデル

多機能モデルに関しても、冷風だけではなく温風も提供できる温冷両用モデル、さらに冷たい風が出せる保冷剤付きモデル、自動停止機能や防カビ抗菌フィルターがついた製品など、安全かつ快適に使用できる工夫がされています。

これらは使用者のニーズに応じた便利な機能を備えています。


まとめ 冷風扇がおすすめの人

冷風扇がおすすめの人は以下の通りです。

  • 特定の場所だけを冷やしたい方
  • 一人暮らしで部屋が狭い方
  • エアコンの設置が困難な部屋に住む方
  • クーラーで体が冷えすぎてしまう方
  • 小さな子どもやペットがいる家庭
  • エアコンの設置工事を避けたい方
  • 様々な場所での持ち運びを望む方

エアコンによる室内の温度差で体調を崩すことがある方や、設置工事が面倒な方にも冷風扇は非常に役立ちます。

さらに、キャンプや屋外イベントなどでの使用に最適で、換気が常に行えるため効果を最大限に感じることができます。

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この記事を書いた人

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