ゆうパケットの追跡が動かなくなるのはどうして?
追跡が止まると不安になりますよね。原因と解決法を解説します。
郵便局が提供している配送サービス「ゆうパケット」の利用経験はありますか?
「ゆうパケット」はオンラインのフリマアプリ、オークションなどで小さな商品を送る際に、ゆうパケットはよく利用されています。
このサービスには便利な追跡機能もあり、荷物の状況を確認できるため、多くの人々に支持されています。しかし、この便利な追跡機能が時折「動かない」という不満の声が聞かれます。
荷物が出発地点から先に進まない、あるいは「お問い合わせ番号が見つかりません」という表示が現れることがあります。これが起こると、自分の荷物が正常に運ばれているのか心配になります。しかし、安心してください。荷物はちゃんと配達されます。実は、ゆうパケットの追跡サービスは情報の反映に時間がかかる場合があるのです。リアルタイムの情報提供ではないため、利用者が混乱することがあります。
この記事では、ゆうパケットの追跡サービスが動かない原因について解説します。
郵便サービス「ゆうパケット」とは?
郵便局が提供している小さな荷物を送りたいときに便利ばサービスが「ゆうパケット」です。
- 重さ1kgまでの、小さな荷物の発送に便利なサービス
- 厚さに応じて運賃が設定されています
- ポストに投かんするだけで差し出すことができます
- 土曜日・日曜日・休日も含めて毎日配達されます
小さな荷物の配送にピッタリなサービスですので特にオークションサイト、フリマアプリで購入された商品を個人が発送する際によく使われています。「ゆうパケット」のポイントをさらに詳しく解説します。
小さな荷物を安く発送できる
発送料金の設定は厚さに応じた3段階の運賃設定です。距離は関係がないので、遠方への発送であったとしても運賃が高くなるようなことはありません。
- 厚さ1cm以内/250円
- 厚さ2cm以内/310円
- 厚さ3cm以内/360円
郵便局の窓口に行けなくても大丈夫
「ゆうパケット」の利用は専用あて名シールを貼って、そのままポストに投かんするだけです。
ポストに投函するだけで送ることができます。もちろん近くに郵便局がある方は、郵便局窓口でも引き受けてくれますので、便利な方で利用可能です。
荷物をそのままポストに入れるだけなので、郵便局が近くにない、日中は忙しく行けないといった方でも気軽に利用できる配送方法です。
荷物が届いたか気になる方
「ゆうパケット」の荷物が郵便局の配送センター等に引受が行われたのか?その後、配送が完了するまでどのような経路を辿って配送されたのか?情報を追跡サービスで確認することができます。
パソコンやスマホを使ってネット上で「ゆうパケットの追跡情報を確認」することはできますが、情報が遅れたり、不具合となるようなこともあるようですので、ここから詳しく解説をしていきます。
ゆうパケットの追跡が動かないのは反映が遅いから
ゆうパケットの追跡サービスは、荷物の情報をリアルタイムで提供しているわけではありません。
そのため、追跡情報が更新されるのに時間がかかり、利用者が混乱することがあります。ゆうパケットの追跡情報が反映されるまでには最低3時間かかります。
早ければ荷物を郵便局に預けてから3時間後くらいに反映されます。
ただし、繁忙期や通信環境の影響によって、さらに時間がかかる場合もあります。そのため、追跡が動かない状態になることがあるのです。
配達は通常、翌日から翌々日に行われますが、遠方の場合や差出時刻によって2、3日遅れることもあります。1週間以上経っても反映されていない場合は、郵便局に直接問い合わせてみるべきでしょう。荷物が配達段階でトラブルが発生している可能性も考えられます。
情報が更新されずに配達が完了することも
ゆうパケットでは、追跡情報が更新されずに、配達が完了することもあります。ゆうパケットは基本的に郵便受けに届けられます。郵便受けに入らない場合、配達員から直接受け取ることはありません。そのため、情報が更新される前に配達が完了し、追跡できなくなることがあります。
もし追跡画面を見ていて動かない場合は、郵便受けを確認してみることがおすすめです。
また配達員が荷物を郵便受けに入れる前に「お届け済み」の情報を更新することもあります。この場合、荷物はまだ届いていないにもかかわらず、「お届け済み」と表示されることがあります。この場合、配達員は荷物を直近に更新しているため、少し待つことで荷物が配達されるでしょう。
ゆうパケットの追跡が引受のままでも配達はされる
ゆうパケットの追跡サービスが引受のままであっても、配達は正常に行われます。
引受状態とは、郵便局が荷物を受け取った状態を指します。引受状態であれば、荷物はちゃんと郵便局に届けられ、その後は配達を待つだけです。ただし、追跡サービスの表示方法は郵便サービスによって異なります。
ゆうパックや書留郵便では、追跡の「引受」の次に「中継」の表示が存在します。この「中継」は荷物が受け取った郵便局から、配達を担当する郵便局に到着したことを示します。
ゆうパケットでは「中継」の表示は存在せず、配達担当の郵便局に到着すると「到着」と表示されます。したがって、追跡サービスの「引受」の表示から更新がなくても、配送は正常に進行しています。配送履歴は、担当の郵便局に到着してから情報が更新されるため、更新がない場合はまだ配達中であることを覚えておくべきです。
ゆうパケットの追跡番号が見つからない原因3つ
ゆうパケットの追跡が動かない場合、まずは追跡番号を入力した際に「お問い合わせ番号がみつかりません」と表示されることがあります。この問題には3つの原因が考えられます。
原因1: 追跡番号を間違えている
最初に、自分が入力した追跡番号が正しいかどうかを最後確認してみてください。追跡番号は、荷物を送る際に送り状に記載されているお問い合わせ番号の12桁の番号です。意外にも、追跡番号を誤って入力してしまうことがあるため、入力した番号を再度確認しましょう。
原因2: 送り主が荷物をまだ発送していない
送り主が荷物の専用あて名シールを受け取り、郵便局に預ける前に受取人に「先に番号を伝えた」可能性があります。専用あて名シールには、受け取り時に追跡番号が記載されているため、送り主が追跡番号を伝えることができるでしょう。
1、2日待ってから再度追跡サービスで確認してみましょう。追跡番号が反映されておらず、郵便局に問い合わせても分からない場合は、送り主に確認を取りましょう。
原因3: 送り主が郵便ポストから荷物を投函している
ゆうパケットは、郵便局に直接預けずに、コンビニや郵便ポストから投函することができます。
そのため、ポストなどから集荷されてから郵便局に届くまでは情報が入力されないのです。ポストによっては集荷の時間・回数が少ない場所もあります。例えば、夕方に投函して翌日回収ということはよくあることです。
荷物が郵便局に到着した際に初めて情報が入力されるため、それまで追跡サービスには反映されません。この場合、焦らずに、送り主がコンビニや郵便ポストから荷物を投函している可能性を考慮しましょう。
投函されてから翌日には追跡番号が反映されるはずなので、改めて確認してみましょう。
ゆうパケットの追跡の追跡番号の保管を忘れずに
ゆうパケットを利用する際は、郵便局は荷物の追跡番号を保管してくれません。そのため、追跡番号を失くしてしまった場合、郵便局に問い合わせても見つけることができません。
ゆうパックを利用する際は、郵便局が荷物の追跡番号を1週間間保管してくれます。したがって、追跡番号を忘れてしまっても、郵便局に問い合わせれば見つけてもらえるのです。ゆうパケットを利用する際には、追跡番号を送り主から確実に受け取り、大切に保管しておきましょう。
追跡番号が分からないときは送り主に連絡を
追跡番号が分からなくなった場合は、郵便局ではなく送り主に連絡を取り、追跡番号を教えてもらうべきです。相手も追跡番号が分からない場合はどうしようもないため、荷物が届くまで待つしかありません。相手に迷惑をかけないためにも、追跡番号の保管は非常に重要ですので、しっかりと行いましょう。また、自分が送る側でも、相手に届くまでは責任を持って追跡番号を保持し、捨てないように心掛けるべきです。
ゆうパケットの追跡サービスの利用方法
ゆうパケットの追跡サービスを利用するには、追跡番号が必要です。追跡番号はお問い合わせ番号で、12桁の番号で表されます。最初に日本郵便の公式ウェブサイトの追跡サービスのページを開きます。
次に、自分の荷物の追跡番号をお問い合わせ番号の欄に入力するだけで、追跡情報が表示されます。利用方法は非常に簡単ですので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
ゆうパケットの追跡サービスが便利ですが、時折「動かない」という問題が発生します。
この問題は、反映に時間がかかることが主な原因です。追跡情報はリアルタイムで提供されず、最低3時間以上かかることもあります。また、追跡番号が見つからない場合もあり、その原因は番号の入力ミスや送り主の発送前、投函後に関連しています。
しかし、このような問題が発生しても、配達は通常通り行われます。追跡番号の保管が重要で、万が一番号を紛失した場合、送り主に連絡して教えてもらいましょう。
ゆうパケットの追跡サービスは使いやすく、追跡番号を使って荷物の状況を簡単に確認できます。