この記事では、ZoffとJINSの眼鏡を比較しています。
手頃な価格で良質なメガネを探している場合、多くの人が真っ先にZoffとJINSの2つのメガネショップを思い浮かべるのではないでしょうか。
両ブランドともに、日本ではオシャレでありながら、コストパフォーマンスが高い眼鏡店として評価されており、学生にも人気の高いブランドです。
しかし、価格や商品の種類が似ているため、二つのブランドの違いを詳しく知らない人も多いかもしれません。
では、メガネを新しくする際、ZoffとJINSのどちらが良いのでしょうか?
この記事では、それぞれのブランドの特徴を紹介と選び方のポイントで比較します。
各ブランドの魅力と留意点を解説するので、あなたの選択に役立ててください。
個人的にも色々と比較した結果、私はJINSでずっと購入をしています。
ぜひこの記事を参考にして、あなたに合ったメガネを選んでください。
ZoffとJINS、どちらの眼鏡がおすすめか
それでは、ZoffとJINSを比較していきましょう。
まずは結論からお伝えしておきましょう。
ブルーライトカットレンズを手頃な価格で欲しい場合はZoff
薄型レンズを好むならJINSがお勧め
両ブランドとも、追加料金なしで標準レンズとフレームのセットを提供しています。
5,000円台からメガネを購入できるため、非常にリーズナブルです。
ただし、詳細に比較すると、各ブランドには独自の特徴があります。何を最優先にするかによって、選ぶべきメガネが異なります。
後悔のない選択をするためにも、各特徴をしっかり理解し、自分に合ったメガネを選びましょう。
Zoffの特徴について
Zoffは2001年2月に下北沢で最初の店舗を開店しました。
現在は国内に275店舗、海外では中国に25店舗、シンガポールに6店舗、香港に12店舗を展開しています。
Zoffの主な特徴は、以下の三点です。
- 追加料金なしでブルーライトカットレンズを標準装備
- 軽量で人気の「Zoff SMART」シリーズ
- 国内メーカー製のレンズを使用
通常、他社ではブルーライトカットレンズの追加には約5,000円が必要ですが、Zoffでは標準で装備されています。
また、追加料金なしで5,500円からメガネのセットが購入できます。
デジタルデバイスを頻繁に使用する人にとって、この価格は非常に魅力的です。
「Zoff SMART」シリーズは、軽量でありながら耐久性が高く、メガネのズレや重さを解決しています。
2011年の発売以来、2022年までに累計販売数740万本を超えるヒット商品です。
さらに、度付きレンズには国内製のレンズを使用しているため、海外製に抵抗がある人でも安心して使用できます。
Zoffの注意点
「Zoff SMART」シリーズは「軽くて壊れにくい」と広告されていますが、実際には強い衝撃、例えば踏みつけると壊れることがあります。
このような不注意による破損は保証の範囲外ですので、耐久性が強調されているとは言え、丁寧に取り扱う必要があります。
それでも、長い間人気を博していることから、他のメガネブランドよりも頑丈だと感じている消費者は少なくありません。
JINSの特徴
JINSは2001年4月に最初の店舗「JINS天神店」をオープンしました。
現在では、国内に464店舗、海外では200以上の店舗を展開しています。
価格設定に関しては、Zoffと同様、レンズとフレームのセットが5,500円から提供されています。
JINSの主な特徴は以下の三点です。
- 豊富な店舗数
- 追加料金なしで利用できる薄型非球面レンズ
- ユニークな店舗デザイン
国内だけでも464店舗があるため、視力測定やフィッティングなどのアフターサービスを気軽に受けることができます。
また、JINSの標準レンズは薄型非球面設計で、通常は追加料金が必要な薄型レンズを、追加料金なしで提供しています。
JINSはまた、ドライブスルーやカフェと一体となった店舗など、革新的な店舗デザインを展開していることも特徴の一つです。
JINSの注意点
JINSの低価格フレームについては、安価であることが感じられ、耐久性に欠けるという意見もあります。
JINSの商品は5,500円から2万円程度の範囲で提供されていますので、より高品質なメガネを求める方は、高価なモデルを検討することが推奨されます。
私自身、実際にJINSのメガネを長年愛用していますが「耐久性」の面で不安を感じたことはありませんので、人によって、使い方によって不安を感じられているのかもしれません。
【2024年最新】ZoffとJINS、どちらの眼鏡がお勧め?
ここまでZoffとJINSの特徴について見てきましたが、次はもう少し詳しく価格や製品の種類、保証などを比較していきましょう。
フレームの価格については、両社ともほぼ同じ範囲で設定されており、5,500円から2万円弱です。
以下が両社の主な価格帯です。
メーカー名 | Zoff | JINS |
---|---|---|
価格帯(税込) | 5,500円 6,600円 8,800円 11,100円 13,300円 16,600円 19,900円 | 5,500円 5,900円 8,800円 9,900円 13,200円 13,900円 19,800円 |
レンズに追加オプションを選ぶ場合は、別途料金が必要です。
ZoffとJINSのレンズ選び
どちらがコストパフォーマンスが高い?
メガネ選びにおいて、レンズの性能と価格は重要な判断基準です。
ここでは、ZoffとJINSの標準レンズの違いに注目し、それぞれの特徴を詳しく比較します。
まず、標準レンズにおける最大の違いは、JINSが提供する「薄型非球面設計」と、Zoffが提供する「ブルーライトカット」レンズにあります。
それぞれの追加料金も異なりますので、詳細を見ていきましょう。
屈折率別の追加料金比較:
- Zoffでは、1.60(薄型)が5,500円、1.67(超薄型)が7,700円、1.76(極薄型)が13,200円の追加料金が必要です。
- JINSは1.60(薄型)以上を無料で提供し、最も薄い極薄型レンズの「両面非球面設計」が11,000円です。
また、ブルーライトカット機能に関しては、Zoffでは無料で提供されていますが、JINSではそのオプションに5,500円が必要です。
以下は、両社のレンズの主な特性をまとめたものです:
- 紫外線カット:両社ともに99%カット
- ブルーライトカット:Zoffは無料、JINSは5,500円追加
- 反射防止コーティング:両社無料
- 撥水コーティング:両社無料
薄型レンズが優先の方はJINSを選び、ブルーライトカットが必要な方はZoffがおすすめです。
次に、レンズのオプションについての違いを見てみましょう。
Zoffは一般的なオプションをより低価格で提供していますが、JINSは特定の用途に特化したレンズの選択肢が豊富です。
具体的なオプションとその料金は以下の通りです。
- キズ防止、汚れ防止:Zoffは3,300円、JINSは5,500円
- 調光レンズ:Zoffは3,300円から5,500円、JINSは一律5,500円
- くもり止めレンズ:ZoffとJINS共に3,300円
- UVダブルカットレンズ:両社3,300円
- サポートレンズ(スマホPC用):Zoffは3,300円、JINSは5,500円
- 偏光レンズ:JINSは5,500円、Zoffは提供なし
- ゴルフ、ランニング、トレッキング用レンズ:JINSは5,500円、Zoffは提供なし
特定のニーズに応じたレンズが必要な方にはJINSが適していますが、基本的なオプションを低コストで追加したい方はZoffがおすすめです。
フレームの選択肢に関しても、JINSが約3,000種類とZoffの約1,200種類を大きく上回っており、より多くの選択肢から選びたい方はJINSが適しています。
また、アフターサービスと保証期間においては、Zoffがフレーム保証期間が1年と長く、JINSは6ヶ月です。
フレームとレンズの保証がより長く必要な方にはZoffが向いています。
ZoffとJINS、どちらのレンズ交換サービスがお得?
ZoffとJINSは共に、持ち込んだフレームでのレンズ交換サービスを提供しています。
このサービスを利用する際のコスト面で見ると、JINSがわずかに安価で提供しています。
具体的な料金は次のとおりです。
- Zoffのレンズ交換料金は6,600円からスタート
- JINSのレンズ交換料金は5,500円からスタート
さらに、両社はオンラインストアで購入したフレームに対し、後日店舗で度付きレンズへ交換可能な「レンズ交換券」を提供しています。
JINSには、オンラインストアでフレームを選んで既存のメガネを送るだけで新しいメガネを作成してもらえるサービスもあります。
レンズのみを交換したい、またはオンラインで購入プロセスを完結させたい方には、JINSが特に適しています。
Zoffがおすすめな人とは?
ZoffとJINSの特徴や違いを解説しましたが、具体的にZoffが適している人を挙げてみましょう。
- ブルーライトカットを無料で付けたい方
- 国内メーカーのレンズを好む方
- キズ・汚れ防止、くもり止めを低価格で追加したい方
- 保証期間が長いことを重視する方
ブルーライトカットレンズを無料で利用したい、国内メーカーのレンズを好む方、基本的なレンズオプションを安価に追加したい、また長期保証を望む方にZoffが適しています。
JINSがおすすめな人とは?
次に、JINSが特におすすめの人は以下の通りです。
- 費用を抑えて薄型レンズを選びたい方
- ゴルフやランニングなど特定の活動に適したレンズが欲しい方
- 豊富なフレームの中から選びたい方
- メガネの購入をオンラインで完結させたい方
JINSは、標準で薄型の非球面レンズを搭載しており、さらに極薄の両面非球面設計を手頃な価格で提供しています。
特定の用途に適したレンズや豊富なフレーム選択肢を求める方、オンラインで簡単に購入を完了させたい方にJINSが最適です。
まとめ
ZoffとJINSのそれぞれの特徴や違いを詳しく紹介しました。
両社はどちらも一長一短がありますが、主な違いは標準レンズの仕様です。Zoffはブルーライトカットを無料で提供し、JINSは非球面薄型設計を基本装備しています。
それぞれの特徴を活かして、あなたに最適なメガネショップを選んでください。