ノートパソコンを選ぶときの「インチ」はどう計算するの?
パソコンやスマホの画面サイズは「インチ」で分かり難いですよね。
「18インチ」といったようなサイズ表記を見たときに「どれくらいの大きさなの?」と疑問に思ったことはないでしょうか?
「インチ」でサイズが表記される様々なアイテムやデバイスで見られるこの表記に今回の記事では焦点を当ててみましょう。
サイズや長さなどの単位としてよく目にする「インチ」は、日本人にとっては直感的に理解しやすいものではありませんね。
そこで、今回は「18インチ」に注目して、その大きさが何センチで何ミリか、また1/18インチはどれくらいかについて解説していきます。特にノートパソコン、タブレット、カーオーディオ、カーナビ、モニター、子供の自転車、靴、ピザ、iPad、タイヤホイールなど、様々なアイテムでこの18インチが使われているため、それぞれについてご紹介をしていきます。
18インチは何センチ?
まず、タイヤサイズなどの長さとしてよく使われている「18インチ」を考えてみましょう。
1インチは約2.54cm
1インチは約2.54cmですので、18インチは約45.72cm、4572mmに相当します。計算式としては、センチ換算では18 × 2.54 = 45.72cm、ミリ換算では18 × 2.54 × 100 = 4572mmです。
ミリとセンチの単位変換についてはこちらでも記事を書いていますので参考にしてみてください。
円系のアイテムとして「18インチ」の表記が使われているのがタイヤホイールやピザではないでしょうか。18インチという表記は円の直径の長さを指しており、これを約45.72cmと覚えておくと良いでしょう。
ノートパソコンなどの画面サイズ
ノートパソコンやタブレット、テレビモニター、カーオーディオなどのデバイスにおいても「インチ」というサイズ表記をよく見かけます。
ただし、ここで注意が必要で、デバイスのディスプレイ(画面)のサイズは縦や横の長さが18インチではなく、対角線の長さが18インチとなります。さらに、アスペクト比によって縦横の具体的な長さが異なるため、それぞれの比率に注目する必要があります。
具体的な例をご紹介していきましょう。
16:9(ワイドサイズ)の場合
テレビやパソコンの画面は「ワイドサイズ」のものがほとんどです。この「ワイドサイズ」の場合18インチの縦と横の長さはこのようになります。
長辺は、約39.78cm
短辺は、約22.40cm
4:3(スタンダード)の場合
昔のテレビなどで思い出してもらうと分かりやすいかもしれません。この「スタンダードサイズ」の場合18インチの縦と横の長さはこのようになります。
長辺は、約36.58cm
短辺は、約27.43cm
16:10の場合
パソコンのモニター、プロジェクターのスクリーンで使用されるワイド画面のアスペクト比として「16:10」があります。横幅16、高さ10の画面比率で、「WXGA」とも表示されます。この場合18インチの縦と横の長さはこのようになります。
長辺は、約38.77cm
短辺は、約24.23cm
同じ18インチでもアスペクト比によって縦横の長さが異なるので、注意が必要ですね。
「1-1/18インチ」や「1/18インチ」は何センチ?
最後に、「1-1/18インチ」や「1/18インチ」などの表記も存在します。
これは1インチの18分の1の長さを示し、具体的には約0.1411cmです。例えば、「1-1/18インチ」は約19/18インチ、つまり約1.0556cmを表しています。
まとめ
様々なアイテムやデバイスで見られる「18インチ」の大きさや長さは、それぞれの特性によって異なります。この知識を身につけて、日常生活をより快適に過ごしていきましょう。