スマホに「通知不可能」という電話がかかってきました。これはなに?
よく分からない電話があると不安になりますよね。
通知不可能からの電話を受けると、中国語の自動音声が流れることがあります。
このような電話は、通知ができない状況でかかってくることが多く、一体何を意味するのか疑問に思うことでしょう。今回の記事では、「通知不可能」とは何か、その危険性について説明します。また、通知不可能からの電話に対処する方法や、料金についても触れていきます。
「通知不可能」とは
「通知不可能」は、「非通知」とは異なり、番号が表示されない状態を指します。これはシステム上の問題や制約により、番号が通知できないときに表示されます。
通知不可能からの電話はほとんどが国際電話、新幹線公衆電話、またはSkypeなどの通信手段を使用してかかってきます。したがって、家族や知人からこのような状況で電話がかかってくる可能性は低いと思われますが、注意が必要です。
料金はかかるの?
もし通知不可能からの電話に出てしまった場合、料金は一般的には発生しません。日本国内での電話契約を持っている場合、着信料金はかかりません。ただし、日本以外での契約からかかってくる場合には料金が発生する可能性があります。
中国語の自動音声電話は、在日中国人をターゲットにした架空請求詐欺の一形態と考えられます。このような電話に出た場合、冷静に対処し、自分の個人情報は絶対に伝えないようにしましょう。
スマホで対処する方法
通知不可能からの電話に対処する方法として、Androidのスマートフォンをお持ちの方は設定で着信拒否をすることができます。
1.「電話(ダイヤル)」アプリをタップ
2.「メニューボタン(…アイコン)」をタップ
3.「通信設定」
4.「着信拒否設定」
5.「着信拒否」をオン
6.「通知不可能」をオン
※一部の機種やAndroidのバージョンにより、操作が異なっている場合もあります。
iPhoneでは直接通知不可能からの電話を着信拒否する機能は提供されていません。代わりに、アプリを使用して迷惑電話をブロックする方法や、キャリアの迷惑電話拒否サービスを利用する方法があります。
キャリア | サービス名 | 使用料 |
docomo | 迷惑電話ストップサービス | 月額使用料:無料 |
Softbank | ナンバーブロック | 月額使用料:110円(税込) |
au | 迷惑電話撃退サービス | 月額使用料:110円(税込) |
※2023年10月時点。内容は今後変更となる可能性があります。
スマホのアプリで拒否するのであれば、whoscallというアプリを導入すると、迷惑電話をデータベースから識別し、ブロックすることができます。また、キャリアごとに迷惑電話拒否サービスが提供されているので、それを利用することも検討できます。
通知不可能からの電話に対処するためには、慎重な行動と適切なセキュリティ対策が必要です。
まとめ
今まで見たこともないような表示で突然電話がかかってくると不安になってしまうこともあります。
家族や知り合いが国際電話、公衆電話から緊急であなたに電話をかけてきた。という可能性も考えられなくはないですが、周りの人たちがそのような行為をする可能性が低い場合は「通知不可能」からの電話には出ないこと。拒否することが最も適切です。
特にお子様にスマホや携帯を持たせている親御さんは心配になることもあるかもしれませんが、知らない通知には一切出ないことを事前に伝えておくことが大切です。
もしよく分からずに「通知不可能」の電話に出てしまって、金銭に関わる特殊詐欺に巻き込まれてしまった場合にはすぐに最寄りの警察に相談をするようにしましょう。
電話、メール、ショートメッセージ、SNSを使った詐欺は日々進化し、より巧妙になってきています。
不安な気持ちが相手につけ込む隙を与えてしまう可能性もあります。ただし知識と情報を持って対処するようにしましょう。